かつしか江戸川病院(旧高砂協立病院)|内科、循環器内科、糖尿病内科、整形外科、スポーツ整形外科、リハビリ科、リウマチ・骨粗鬆症、泌尿器科、放射線科|東京都葛飾区高砂の病院です。|京成高砂駅から6 分。お気軽にご相談ください。

かつしか江戸川病院 理学療法士 村本勇貴

「生きがいを継続してもらいたい」

 

5月下旬、モンゴルの地で活躍した当院の職員がいる。

リハビリテーション科の村本である。
ユニバーシアード全日本男子バレーボールチームのチームトレーナーとして全日本チームに帯同。東アジア選手権優勝に貢献した。この結果を受け、全日本チームは今夏、台北で開催されるユニバーシアード*¹本大会参加権を手にしたのだ。

*¹.ユニバーシアードとは、一般に「学生の為のオリンピック」と呼ばれる国際大会のこと。

今回のブログでは、その村本に直接話を聞くチャンスを得たのでここに掲載する。
(聞き手:玉井 以下、玉と略記)

玉:このたびは優勝おめでとうございます。さっそくですが、男子全日本バレーボールユニバーシアード代表(以下、全日本チームと略記)に選ばれた経緯を教えていただけますか?

村本:ありがとうございます。今回、私が選ばれたのは、個人的に関わっている早稲田大学バレーボール部の監督である松井泰二監督が全日本の監督に選ばれ、私をチームトレーナーとして指名していただいたことで全日本チームに関わる事ができました。

玉:直々に依頼されたのですね。任された時の感想を教えてください。

村本:もちろん不安もありました。ただ、全日本チームに関われるチャンスは一生に一度あるかないかだと思い、二つ返事で快諾させていただきました。

玉:対象はバレーボールのトップ選手達だったと思いますが、そのカテゴリーに関わる事ができたというのは村本さんにとってどのような意味をもつものでしたか?

村本:普段の臨床では関わる事ができない、触れることのないトップ選手を治療することは自分にとって貴重な経験になると考えました。

玉:今回、開催場所は国内ではなくモンゴルでした。難しいことはありましたか?

村本:やはり普段とは違う環境なので、選手たちがウォーミングアップをする環境も違うということです。モンゴルは標高1000mという高地でした。気候の影響で乾燥しやすかったり、普段より疲れやすかったりするので、練習のウォーミングアップ量を減らしたり、試合前は少なめにすることで試合に入りやすくしたりという工夫はしました。選手たちはコンディション維持のために毎日体重をチェックする必要もあり、食事面でも選手たちの健康管理に気を使いました。

玉:そういった専門の勉強はしていたのですか?

村本:いえ、専門的に勉強はしていませんでしたが、前任の方から健康管理の仕方やモンゴルという土地でのことを聞かせていただいたことで臨むことができました。

熱く語る村本。確かな手応えがあったようだ。

 

玉:大会結果は見事全勝優勝でした。一試合一試合にむけて、これまでの自分の経験が活きたという場面はありましたか?

村本:普段の臨床ではなかなか試合などに関わることはないのですが、早稲田大学バレーボール部に関わらせていただいていたなかで培ってきた経験が活きたと思います。
なかでも、インカレ(インターカレッジの略:大学の日本一を決める大会)の時にも一試合一試合、気持ちを盛り上げ、「優勝するんだ!」という方向へ導くというチームビルディング、言葉がけをしてきた経験は活かせたと思います。

玉:選手のメンタル面にも働きかけをするのですか?

村本:そうです。やはり、選手自身も一試合一試合戦っていくなかで気持ちは高まっていくのですが、周りからの声かけによってさらに士気が高まると思うので、試合前のウォーミングアップの時など普段以上に選手へ声かけをすることで「大事な試合だぞ!」と意識を向けるということは意識して行いました。

玉:そういったことも意識して行うとは意外でした!

村本:本当ですか?!しますね。

 

 

玉:普段、かつしか江戸川病院での治療対象者は高齢の方が多いと思います。今回の経験をどう活かしますか?

村本:スポーツをすという意味では、高齢の方であっても、その方なりの楽しみ方というものがあると思います。今回のような、バレーボール選手がバレーボールをして生きがいを感じるのと同じように、高齢の方がウォーキングであったり、ゲートボールやテニス、好きなスポーツをすることに生きがいを感じているのであれば、そういった生きがい継続してもらいたいと思っています。ウォーキングの姿勢、テニスのサーブをする時の肩の使い方というは若い方であっても高齢の方であっても同じなんです。なので、普段の臨床現場でも自分の知識や技術に加え、今回の経験は生かせると考えています。

玉:最後になりますが、個人としてでも結構ですので今後の目標と、みなさんへのメッセージをお願いします。

村本:今回モンゴルで行われた東アジア選手権は、8月に開催されるユニバーシアード本戦の前哨戦のようなものです。優勝という良い結果を得られましたが、本戦で結果を出せなければ意味はないとも思います。
私自身がプレーするわけではないですが、選手が最高のコンディションで試合に臨めるように、さらに自分の知識であったり技術を向上させて選手に還元していければと思います。

玉:今日は貴重な時間をありがとうございました!

村本:ありがとうございました!

 

首かけとメダルの接続がよろしくないという。左手に持つのが金メダル。

 

左は野球で甲子園出場歴のある松橋PT。

かつしか江戸川病院では、トップアスリートの方からスポーツ愛好家まで、スポーツを通して得られる健康と、いつまでも健康にスポーツを続けられるようにサポートを行える理学療法士が揃っています。

様々な形で、みなさまの健康のお力になれるよう取り組んでいます。

どうぞ、金メダルトレーナー村本勇貴を今後ともよろしくお願いします!

 

#スポーツリハビリ#かつしか江戸川病院#ユニバーシアード2017

 

かつしか江戸川病院

玉井真幸